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配偶者の不倫で外傷トラウマが発生したときの特徴は、現在の自分の状況と気持ちを表現するようになりますが、
たとえば、「とても苦しくてつらいです」「毎日眠れません」「寝れるのは寝れますが私がなぜ生きているのか分かりません。死にたいです」などなど、外傷トラウマによって現れる現象や気持ちです。または「夫が私には生活費もろくに渡していないくせに、あの女にはお金を渡していました。私が夫の通帳を調べたんです」と自分の調査力を総出したり、人に依頼してまで自分の状況と気持ちに対して何とかして解決や対処をしようとします。
では外傷トラウマによってつくられる状況や気持ちは何個くらいあるのでしょうか。無限にあります。
一つの状況に対して解決をすると、また別の状況が発生して、このように状況は無限に繰り返されるので、解決や対処をしても切りがありません。この過程で外傷トラウマは悪化して、悪化すると、のちには同時多発的に状況が発生して解決が手に負えなくなります。このときは相手をあきらめて、多くは離婚を選択するようになります。諦める理由は関係依存の相手のせいにしますが、ほとんどの人が解決や対処をして外傷トラウマが悪化して、状況や自分の気持ちも悪化して拡大されたということを本人は気付いていません。
状況や気持ちというのは、関係依存だから現れる現象であり、外傷トラウマがあるから現れる現象です。根本となる関係依存と外傷トラウマが解決されない限り、現れる状況や気持ちは切りがありません。どんなことがどのように現れるのから誰にも分かりません。状況によって本人たちが感じるものはそれぞれ異なるかも知れませんが、このような現象は無限にある中の一つなのです。今の状況や気持ちに対して対処をしている皆さんは無限に挑戦しているようなものです。
関係依存や外傷トラウマによって現れる状況や気持ちを一つ一つ解決しようとすると、その先は離婚です。このような状態だと離婚は避けられないので、配偶者の不倫で自分に外傷トラウマが発生しているけど、治療する考えがないとすれば、解決や対処ではなくすぐに裁判をして離婚したほうが良いかも知れません。解決や対処をして時間、費用、努力を浪費して、自分の外傷トラウマを悪化させて、自分の人生を自ら壊したあとで離婚するより、すぐに離婚したほうが自分が失うものが少ないからです。つまり早く離婚したほうが被害を最小限にできるという意味です。離婚が遅れれば遅れるほど、皆さんの時間、努力、費用を他人が持っていくことになりますが、それだけではなく皆さんの人生に、子供の人生までもを他人にもっていかれることになるということを知ってください。
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そうでない場合なら、大変な苦痛を感じているけど本当に夫婦回復を望むならば、自分の気持ちと状況、自分が発する言葉と行動が外傷トラウマによって現れるものだということをきちんと認識して自分を治療をしなければなりません。外傷トラウマを治療すると、関係依存の配偶者がする表現がしゃくにさわることはありますが、配偶者に振り回されることがなくなり、自分も子供も幸福に生きていくことができるようになります。そして自分が回復されたあとで関係依存にいる配偶者を治療するのか否かを選択すればよいのです。もし離婚を選択するにしても子供と家庭を守りながら幸せに生きていくことができます。これが回復です。
配偶者の不倫によって現れる現象を解決したり対処しようとはせず、自分には外傷トラウマ、相手には関係依存が発生していることに早く気付くべきです。特に外傷トラウマは三つの心理すべて障害に匹敵するくらいの問題が生じており、障害になるかならないかの境界線にいます。したがって二つの心理が障害になった関係依存よりも危険な状態にいることを認知しなければなりません。そのために関係依存より外傷トラウマの治療が先なのです。
外傷トラウマが障害に入る前に治療をして回復させてこそ、関係依存の人にも回復できる機会を与えることができるという点もご参考ください。
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