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相談例
偶然母の携帯を見たのですが不倫が疑われます。母に怒りを感じて早く独立して家を出て行きたいです。知らないふりをするのが最善の方法ですか。普段通りに接する自信がないのですが、僕が独立して母と離れて暮らしたほうがいいのでしょうか。
母の不倫を疑うことと、確信することは異なります。
息子の場合は母の不倫を疑うことが何度が繰り返されると、それが確信に変わります。息子自身のためには、母の関係依存の影響を受けないほうが良いですし、そのためには母と離れて暮らしたほうが良いです。
不倫は母と父、夫婦の問題です。母の不倫は父が解決するべき問題です。しかし父がおらず、もし息子が父の役割をしていた場合は、母が自分を裏切ったと考え、息子自身に外傷トラウマが発生するケースもあります。
独立して母と離れることも一つの方法ですが、だからといって母の関係依存が治療されるのではありません。母の関係依存を治療できる唯一の人は父です。もし父が父の外傷トラウマを治療して母の関係依存を治療する機会を与えることができない状況ならば、息子が家で母と一緒に暮らしながら母を傷付けずに見守ってあげるだけでも、母の関係依存が悪化されるのを最小限にできます。
母の不倫についてどうするのかは父が考えるべき問題ですが、息子としては独立することだけが方法ではありませんので、どの方法が良いのかは自分でよく考えてみてください。
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